2012年3月23日金曜日

20120323 Rotorua to Te Aroha

今日は6時30に起床。

 昨晩のうちにまとめておいた食料をもって、キッチンへ。

いきなりパンを4枚一気にやきます。

 昨晩寝る前にFREE FOODをみたらあったチリソーセージとキャベツで炒め、パンをぱくぱくいきます。

同じくジャムも食べまくり、結局パンは10枚食べました。

僕がひとりでいろいろやっているうちに、どんどん人もふえていろいろ食べてま した。

みんなバス組みなのかと想像しながら、食べてました。






出発は8時半近くに。

 今日の道のりは、最初に登りがあり、其の後くだり。


おそらくは平坦なところを走るのかなと予想。

HAMILTONとTE AROHAは、そんな大きな地形的ギャップはないと予想。







まずはのぼりです。緩やかなのぼりが続きますが、それでも結構大変。


連続で走っている日々。


これまでの連続記録を更新中だと思います。


疲れが溜まっているはずだし、お尻も痛いです。


昨日は意識的に、ゆっくりしようと考えていたので、少しお尻は回復したかな。



それでも違和感は少しあります。


そんな中、走り始めて、雲行きが怪しい。


今日は確かそんなに天候はよくないという予報だった。



ホステルの天気予報で、ROTORUAは午後に時々シャワーと書いてあった。


西から天候は変化していくので、西に向かっていくわけですから、雨にぶつかる可能性は高い。



そうして走っていくと、霧雨にあいます。はじめは虹もみえてよかったのですが、



結構濡れる、それもだんだん強くなり、さすがにウェアをきました。



それで坂を登りきり、徐々にくだりのパートへ。



まだ顔に雨粒がぶつかる状態で、車がはねる水しぶきもあり、少し大変。



くだりでスピードが出ますが、計画よりは少し遅い感じ。



今日は朝同部屋の人が要らなくなった地図をみて、ショートカットできる道があると知ったので、それをどこから使おうかと考えながら走っていました。







最初の休憩ポイントは、50KMすぎたところがちょうどいいので、

そこにしようかと思っていたのですが、それすらカットして先に進もうかと考えていました。


でも50KMのきりのいい街で休もうと、分岐点でカットルートにはいかず、そのまま直進。


TIRAUという街に到着。

一応3時間で到着しました。51KMを3時間なら順調です。



ここですごい出会いがありました。


YOKOさんというオーストラリアのパースからきていた女性とそのお友達。


日本語で声をかけられたので、そこからいろいろお話しました。


震災後の行動のこと、オークトラリアにこないの?ってパースにきたら、寄ってよと言ってくれてました。


オーストラリア横断もしなくてはいけないでしょうか?(笑)




もし僕がショートカットできる道を選んでいたら、ここにはきませんでした。


すごい偶然で重なり、出会う。


それを改めて感じました。



それは人生でも同じなんですよね。








次は20KM先のMATAMATAという町を目指します。



そこにはマクドナルドがあるので、そこでネットをしようという作戦です。



20KMを快調に走れて、1時間たらずでいけました。



マクドナルドの入り口をみると、WIFIの文字が書いていない。



確認したほうがよさそうなので、外からWIFIを探してみると、なし!



マックのURLには、WIFI提供と書いてあったのに。



ネットはあきらめ、すぐ近くのベンチでパンにソフトバターとチーズをつけた高カロリーな昼飯を食べます。おなかを重くして、空腹をさける作戦です。



14時にMATAMATAを出ればいいと考えていたので、それまで少し休憩。



そこから再び北に向かうのに、今度は向かい風になっていました。



ここからは、ショートカットルートを進みます。、43KMのところを10KM弱ぐらいは短くできるとふみ、それだけ時間を稼ごうと思いました。



幹線道路をはずれて走るのはかなり珍しいことなのですが、実際走ってみると農村の中を走っていき、家もたくさんあって雰囲気のいい道を、車があまり通らない中ははしることができました。










距離をみると9キロぐらい短い。

30分ぐらいの時間はかせげたようです。

街は思ったよりも大きく、雰囲気の良いところです。

街中を走っていると図書館の案内があったので、すぐにいってみたらWIFIができる。

16時から40分程度、WIFIを使って台湾情報、その他優先順位の高い連絡事項を行いました。







そしてTE AROHAのホステルへ。

小さいホステルで坂の上にある。

庭は広くとても雰囲気の良いところでした。

すぐ裏に茂みがあって、すごい蚊がいます。

それが難点ですね。

刺されまくり。



夕食はチキン味の野菜をあえたパスタ。

このホステルには調味料がかなりまとまっていて素晴らしい。

コーヒーまであったのでいただいてしまいました。

久しぶりのコーヒー、生き返ります。



小さなホステルで今夜の宿泊客は、家族と他3人の計6人。

アットホームな雰囲気のホステルです。



ゲストブックをみてみると、日本語がかいてあります。

どうやらここにはずっと日本人の人が書いてきた歴史のある、ためになる本 があるとのこと。本棚の下段にある袋の中に、その本があり、それにまつわることをまとめた本も作られたと書いてあります。











実際に手に取り、びっしりと書かれたいろんなコメント、もうページしっかりくっつけていられない状態の本をみて、その歴史を感じます。



そのためになる本とは、地震と情報 という本で、東日本大震災後の日本人の行動としてややっているこの旅ですので、僕それをみてゲストブックに自分のことを書かせていただきました。



これがまた次の方へつながれば、ひとつの歴史にかかわれたことになるので嬉しいですね。



なにせ、このTE AROHAのホステルにきたのは、NZにきてはじめて連絡先を交換したカナダ人のおじいさんBILLさんとの出会いから。とてもラブリーだよ。いってごらんと聞き、オークランドに戻る前に必ず行こうと思って、ROTORUAから来た。



彼がいなかったら、ここにはこなかったし、きてみたら日本人の方々の積み重ねられた本がある。



なんという偶然なのか、すごいことですね。

今日は一日、その偶然のすごさ、それがまた必然であったのだろうと感じた日でした。

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