芥川賞、黒田夏子氏の『abさんご』が選出されたニュースは、「人生やりたい時に、やりたい事をやろう」と思ったものでした。
黒田さんは、小説をずっと書いていたけれど入選などはほとんどなく、70歳を過ぎたデビューと言われています。
受賞のコメントも、「(私の作品のように)他にもたくさんの隠れている作品を見つけられるきっかけになるのなら、それが私の役割なのかもしれないと思い、喜んでお受けいたしました。生きている間に見つけてくださって本当にありがとうございます」
ところで、日本では、こんな雰囲気ってありませんか?「もう〇〇歳なんだから、◇◇しなくてはいけない」
例えば30歳だから結婚しなきゃ・・・とか、
他にも、「よくその歳から始めようとおもったよね?」とか。
30歳でもう2回も転職しているの?とか←僕が言われた例
やること成すことに年齢の話が絡むこと多いですよね。
正直僕は文学賞にほとんど興味がありません。芥川賞と直木賞が同じ築地の料亭で、1階と2階に分かれて、〇△×をつけて選考が進んでいくことぐらいしかしらない。半年に一度、報道されるからその時にちょっとみる程度です。そんな僕がいいニュースだなと思った今回の黒田さんの芥川賞受賞は、(報道も含めて)年齢と絡めて話がされる日本だからとも言えますけどね(笑)
年齢の話はしていいと思うけど、年齢によってやらないといけない事がなんとなく雰囲気づけられるような表現を用いて話すのは、可能性を制限してしまう事になります。
でも人生どうなるかわかりません。カーネルサンダースは65歳はじめたケンタッキーは、世界的ブランドです。
誰だって、やりたい事をやりたい時にやればいい。年齢によって決められた、スケジュールなんてない。
年齢によってチャレンジがしづらくなるような事は、社会にとってマイナスだとも思います。
その歳でそんなチャレンジするの?!?!と目を丸くした後に、じゃあ応援するよ!だったら、明るい社会になると思うし、これからの日本はそんな雰囲気がもっと強くなれば、いいと思います。
おまけ
ちなみですが、結婚するために、婚活とか、ヨガや料理など流行りの自分磨きをしている人よりも、
「私は(僕は)これがやりたい!」と言ってやっている人のほうが輝いてみえませんか?