2013年11月18日月曜日

FM FESTIVAL 2013未来授業 池上彰を見て、気になった言葉

FM FESTIVAL 2013未来授業 ~明日の日本人たちへ~ 「ニッポンの転換点・未来を創る」


池上さんのお話、
的確な言葉で本質をあぶりだしていく。

学生は、よく言葉足らずだったり、大げさだったり、自分の考えや感情をうまく言葉で表現できないけれど、(僕なんか今でもそうだけど)
池上さんは、相手の意図を汲み、その場の理解ひとつひとつ層のように積み重ねていく、丁寧な話し方で進めていく。
マイケルサンデル教授みたいだった(笑)


◆「話を分析し、一般化できるかどうか と考えること」
これが大学生のときに学ぶべきことの大きなテーマ

分析してみる、理論化してみる
生徒→学生
学生は自ら学ぶ

普遍的な説明ができるかどうか

◆やりたいことを何でもやることが大学の時間
*これは大学生として過ごす時間だけではなく、人生に当てはまる


◆わかりやすい説明とは、因数分解。
いろんな物事の中から、最初に共通点を抜き出して、そこから説明をはじめる。
数学の勉強が思いもよらないところで役に立っている。

◆批判的にみる


ほとんどの話がメモになった内容から、一部を抜粋したのが上記。

なんとなく大学4年間を過ごしてしまうという人がすごく多いように、卒業8年経って感じる。(もちろん楽しい思い出はたくさんあるんだけど)
「自分で課題を見つけて、自分で解決していく力」
このための考える練習をしているのが大学生の時間だと思う。
それが自分の価値になり、その価値を提供する換わりに経済的価値としてお金をいただけるようになる。
だから大学生の時間はとても大事。

池上さんが言っていた「学生の時間のすごし方」から、自分の学生時代を思い出すと、
50点くらいだったような気がする。
僕がいたゼミの遠藤先生も「批判することは大切なこと」とおっしゃっていて、それをはっきり覚え今でも時々ふと頭によぎることにまで染み付いている。そうゆう点で大きくて50点(笑)


本編はこちらから見られます。

2013年11月17日日曜日

FM FESTIVAL 2013未来授業 安藤忠雄を見て、気になった言葉


FM FESTIVAL 2013未来授業 ~明日の日本人たちへ~ 「ニッポンの転換点・未来を創る」


生きる力というのはひとつテーマだった安藤忠雄が学生に向けて話した未来授業

内容は日経新聞の履歴書に掲載されていたものと重複するものもありました。
まとめた本も出ています。
それでも新鮮に聞くことができました。
その中で、僕にビビッときた言葉をまとめておきます。

◆維持でも自分の言ったことをやる
これは生きる力です

◆自分の意見をしっかり言えるようにならないといけない

◆外国に降り立つと緊張感が出るでしょ。

この緊張感が生きる力になる。
まず、思い切って(外国へ)出てみないと!


ネットでみて、わかったという人が多い。
でも自分であるいてみてしんどかったのと、別でしょ。

体験しないと困る。


◆人生が長いというときに、まず下地を作っておかないといけない。
そうしたら60過ぎたら役にたってくる。

一流企業入ると、
「売り上げと利益、売り上げと利益」といわれるから。
会社に入って5年くらいすると意識朦朧としてくる。

そうならないように、自分の価値観をもたないといけない。
自分なりの方法を考えないといけない。
その下地は好奇心になる。

◆なんとしても日本語をきっちり勉強して欲しい

◆いろいろな種類の人間を集めた街を作らない
いろいろな種類の人間と、いろいろな年齢を超えたひとたちと、
能力を違う人たちがいっぱい集まって社会をやっていくということを、
もう一回勉強せなあかんと思う。

何よりも命をもった人へ愛情をもった人たちを育てなくてはならん。

◆一筋の道を追いかけながら、まわりも見ながら考えながら、
自分が社会にできること
家族にできること
考えながら生きていったら、人生結構面白い。



本編はこちらから見られます。

2013年11月16日土曜日

20131116 陽がのぼってくる時間の荒川の様子

陽がのぼってくる時間の荒川の様子
 
16/11/2013 West of Saitama city , arakawa river


















2013年10月30日水曜日

3年ぶりに新宿シティマラソン

来年1/26 国立競技場Final RUN

3年ぶりに新宿シティマラソン
スタートゴールはあの国立競技場
建て替えで取り壊しが始まるので、現行の国立競技場を走れるチャンスはもうないと思って応募。
10KMはエントリー順でしたが、ハーフは抽選。
でも走りがあるハーフにして、幸運にも当選!
走れることになりました。

3年前の新宿シティマラソンでは、2011年に5キロすぎで右膝を痛めました。
その後ひと月経っても治らず東京マラソンを、おにぎりでかぶって走る事になりました(それはそれですっごく楽しかったけど!)
今回は怪我なく気持ちよく走りたい。

神宮外苑、四ツ谷、御苑トンネル、高島屋前など普段走れないところをいけるコースは最高!

個人的に観戦としては今度の土曜日ナビスコ決勝、
走るのはこの新宿シティマラソン。
国立競技場との別れを惜しみつつ、楽しみたーい!

2013年10月26日土曜日

自分磨きとチャレンジ

自分磨きって感性磨くってこと。
感性が磨かれると、見る目が養われる。

感性を磨くこと=覚悟を持ってチャレンジすること。

そうしたチャレンジの先に、
これまでありえなかった出会いがある。
この出会いの積み重ねを通して、感性が磨かれていく。

出会うものは、人はもちろん、何でもあてはまる。
チャレンジするものが大自然の中の事だったら野生的な感性が磨かれるし、
人との関わる事だったら人を見る感性が磨かれるし、
読書だったら本や文章の感性、
市場だったら相場の心理やトレードの感性
当然だけど、何でもそう。

そのチャレンジで磨かれた感性は、
全く別のものに役に立つことが多々あったりする。

そして、チャレンジの先にある出会いは、本物。

普通築くのに何年もかかる信頼関係ができてるところから、関係がスタートする(時間の共有がはじまる)

ごまかしのきかない事をやっている人同士が出会ったら、(全く違う事をやっている同士でも)お互いを尊重しあえる。

2013年10月17日木曜日

20131016  金太楼鮨 錦糸町店

日本で初めて、おすしをカウンターでいただきました。
 
 
右から生湯葉雲丹のせ、フグ皮ポン酢、秋刀魚生姜煮、いくらおろし。
 
 

 
右からカツオ、つぶ貝、中トロ、鯵、しめ鯖、金目鯛。
 
 

 
爆弾納豆
 

 
 松茸
 

 
ふぐ
 

 
フク鍋


 
フグとチュッ!! コラーゲン

 
絶品、雑炊

 

スミイカ、中トロ、トロタク、アナキュウ、ヒモキュウ

 
金太楼鮨 錦糸町店

2013年10月12日土曜日

浦和 ナビスコ杯決勝進出!

浦和 ナビスコ杯、決勝進出!

家で中継をみていましたが、いい試合をしました。
ほとんど川崎を押さえ込んでいました。
チャンスらしいチャンスを与えてなかった。

ボールの支配率は浦和60:40ぐらいじゃないかなと思うくらい、圧倒していた。
ほとんど川崎陣内でのゲーム。
浦和は決定的チャンスを前半なんどもあったけど、だめだった。

ここで気づいたんです。
あれ?僕、青いTシャツ着てる・・・
パンツは赤を選んでいたのに、Tシャツが青だった。
うかつでした。。。
ハーフタイムに赤のTシャツに着替えます。
あの”サイクリスト”になっている時もよく着ていたシャツです。

そして、後半開始。
ゲームは1点勝負の雰囲気になってきます。
70分過ぎでこれではだめだ!僕も選手と共に戦おう!

ということで、下半身の筋トレをしながら観ます。
(いや、見てるだけではもったいないから何かやりたかった?!)

ゆっくり股関節のまわりを意識した筋トレをしている間に、
選手交代が進み、
途中出場の関口からセンタリング
興梠が足伸ばして・・・きた~!!

それからロスタイム含めて、15分弱。
川崎が猛烈な圧力をかけてくるかと思いきや、意外にそうでもなく
五分五分の展開で、試合終了。

内容が内容だけに今日の試合はすごい価値があった。
ていうか、浦和あんなサッカーやったらかなり強い。
先週のダービーがきっかけだったのか、非常に内容のある勝ち方でした。

森脇いわく、「もし0-0で終わって決勝へ駒を進められなかったとしても、今日のデキに関して後悔はないという思いでいました。」というくらい、素晴らしい内容。

先週のダービーから、浦和のサッカーがよくなり、雰囲気もよくなり、と好循環になってきたような感じかな。

2013年9月27日金曜日

月刊ふれいざー 8月号 @バンクーバー

遅ればせながら 
 
バンクーバーで発行されている
 
 月刊ふれいざー
 
8月号 に掲載されたインタビュー(18ページ) です。
 
 


 
記事原本はこちらからご覧になれます。

2013年9月24日火曜日

B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 千秋楽

25歳になった B'z のLIVE

18:30開演予定よりも早い18:28に暗転。
Opening SE. OVERTURE がスタート。
ステージ上には大きなカーテンが何本も掛かっているのところに、
左右5本づつ、菱形のライトがムクムクと起き上がるように、順番に並んでいく。

そしてほそながーーーい台形が2本づつ、左・中・右に出てくる。

そこに火がつき、燃え上がり、クロスして「XXV」が浮かび上がり、



照明が落ちている中ステージ上にメンバーがスタンバイ。
 
新曲 01. Endless Summer の演奏が始まり、TAKがステージ下から登場。
続いて稲葉も同様に登場!

いきなりの新曲だから、みんなノリ方がわからないみたいで聞いている感じ。
普通B'zのLIVEだと、みーんな手を前後にふるんですけど、それをやってなかった。
僕ももちろん初めて聴く曲だったんですけど、
でもたいだいわかるんでB'zたくさん聞いていれば、
ドラムやベースのリズムに合わせればどんな曲でも
楽しめるから、ノッケから僕はひとりノリノリ(笑)


02. ZERO  
B'zの基本路線の”ハードロック”としての最初のシングル曲とも言っていいと思う名曲のひとつ。
余裕シャクシャク!!


松ちゃんのチャチャが入りながら、
稲葉「B'zのLIVE-GYMにようこそー!」からの
 
03. Pleasure 2013 ~人生の快楽~
2番は歌詞が2013バージョン。


04. LADY NAVIGATION
05. 太陽のKomachi Angel
と、デビュー直後の曲を、今のズ太い音で演奏して、

Piano Solo が入りながら、
06. ねがい (BUZZ STYLE)
ねがいはかっこよかった!!
2番のAメロからBメロの入って行くとき
お前の胸で窒息したい~ あ~い、あ~い、あ~い HEY! 誰のためでもない 
この「あ~い、あ~い、あ~い」の稲葉がかっこよかった。


軽くまっちゃんのギターリフが聞かせながら、
07. さよならなんかは言わせない イントロが始める。 

08. GOLD
みんなしっとり聞いている。
ライトは会場中が黄金色に照らされて、朝日が昇ってきた時のような色。
個人的に、学生の頃青春18切符で京都へ往復して時に聞いてた曲だから、その時の車窓がぱっーと頭の中に浮かんでくる。


09. C'mon
10. Rain  (TAK ソロ 新曲)
「華」のアルバムに入っていてもおかしくないような雰囲気の曲だった。


11. 核心
新曲。
Rainがかなりしっとり系、会場にも少し座る人がいたので、
そこから少し会場のテンション戻す感じ。


ステージ上でスタッフが椅子やら井戸やらを並べる。
6人が小さく、井戸を囲みキャンプファイヤーをする 
*井戸:これまで2度連続でツアー演出に使われていたもの、3度目の登場 

MC メンバー紹介 をしながら、みんなから一言コメント
TAKサングラスをとる!
バリーもシェーンもギターを弾く

12. あいかわらずなボクら
カラオケへ行った時のような演出。
大型スクリーンに、カラオケのように歌詞が映し出される。
6人が順番にパートを歌っていく、(ドラムのシェーンもベースのバリーも日本語で)
間奏も、それぞれのソロパートをやっていく。
最後に、消費カロリー<25th Kcal >と表示される

    

Blues Harp ~ Drums Solo

13. 愛のバクダン
飛行船がステージど真ん中から、飛び出て、会場中を回る。
飛行船から8本(10本かも)のロープが垂れ下がっていて、1本にスタッフが2名で持ちながら、飛行船を誘導。風で飛んでいかないようにするためかな。
飛行船から、ハート形(愛のバクダンだから)の紙吹雪がまかれる


14. イチブトゼンブ
イチブトゼンブが終わると、飛行船はステージ左脇から後ろに・・・

15. LOVE PHANTOM
イントロはTAKギター
18年前の曲だと思えない。
色あせないかっこよさ。
 
「玲」「志」と書かれた武者姿がステージ左右と、忍者が左右の花道に登場。
16. Q&A  が始まる。
演奏しているまわりで、忍者が立ち回りをしまくっている。
バク転したり。
TAKは、2番のサビあたりで稲葉さんに寄ってポジションで演奏。
間奏では、武士たち火のついた刀を振りかざす場面も。
曲もかっこいいし、演奏もかっこいいんだけど、
もうちょっと演出がダンスグループみたいにいろんな動きがあって面白かった。

 Bass Solo

17. NATIVE DANCE
ア~イ、ア~イ、ア~イ ♫  
アワワワワワ!!!!♪
演奏は5年ぶり?
Pleasureのたびに演奏する曲になってきたかな?

18. さまよえる蒼い弾丸
TAKソロは Into Free -Dangan- バージョンの演奏。

バリーさんのベースソロ
19. ギリギリchop
タオルぐるぐる振り回す。
火柱がたつ!
熱い(笑)
 
 MC 
5年ぶりのPleasure、感謝の言葉など
稲葉さんの言葉を聞いているとジーンときちゃう(笑)

20. RUN
ギターのイントロから、バンド演奏へ切り替わるところで、
ステージから、アリーナ席へむかってバズーカ砲のように銀テープを飛び出していくる。

 
Encore
結構はやめに、あっさり再登場。
観客の人たちの中には、とにもかくにもウェーブしようとする人がいる。
本編終わって少しタメをいれてから、「早く出てきてくれよ!こっちはB'zが待ちきれいないよ!」ってことでウェーブするといいと思う。


21. juice
TAKソロパートが終わったあと、ジャムるように「Yo!Yo!」って稲葉が会場に呼びかける。
これまで「Yeah!」だったのを「Yo!」にして、
しかもなんか70年代ブルースみたいな感じなっちゃって、ちょっと違和感。
でも発声はしやすい。

22. ultra soul
もうすっかりLIVEの定番。
最後の「ウ・ル・ト・ラ・ソ・ウ・ル、ハイ!」×3、「ウ・ル・ト・ラ・ソ~ウル!!!」で終わる


メンバーも含めて、みんなで花火を見る。
2500発ってホント?
他のドーム会場でどれだけ花火が上がったわからないけど、野外だから観客席の屋根にあたらないように真上にあげれば、結構あがりますね。

お疲れ~!
長いツアー、いつも準備してくれた最高のクルーへ拍手!
ここにいるみんなへ拍手!


 Ending SE. ひとりじゃないから -Theme Of LIVE-GYM- ~ 新曲
花火の煙がもくもくしている中を、B'zの二人がステージ両端までいき挨拶。




一緒に行ってくれた人「あんなに鳥肌立ちっぱなしになるとは思わなかった。」
席もアリーナCブロック4列目だったので非常に見やすかった。

期待どおりのパフォーマンスをしてくれるB'zに感謝。
B'zと同じ時代に生きていられる事はとても幸せ。



LIVE中のすべての写真は、こちらから拝借。

2013年9月12日木曜日

謝謝財団構想 どうやって、対象となる学生たちを選んでいくのか。みんなが納得いく選び方

謝謝台湾財団構想 
今回は「どうやって、対象となる学生たちを選んでいくのか。みんなが納得いく選び方」
について書きます。

随分と時間があいてしまいましたが、謝謝台湾財団構想の続きです。
前回までの話は、ブログやFBページにも書いてあるのでよろしければ是非。


財団を設立し、(スカラシップのようなかたちで)日本へ送る学生達を、応募してくれた中からどのようにして選考していくのか。
大事なところですよね。特に誰が選ぶのか? 最も重要です。

ロビー活動を精力的にした学生が選ばれるなんて事になってはいけない(笑)

面接を繰り返し、選考進めていくのもやりたいと思っていません。
僕が選ばれる立場だったら、何でお前なんかに選ばれなくちゃいけないんだ って思う時もあるし。
就職活動・入学試験の面接だと、次の選考に進めるかどうか、合格かどうか面接官に決定権がある。
「あなたに、私のポテンシャル見抜けるの?」って思いません?
面接で落とされてもフィードバックがないわけだし。
そこまで面接官は優秀な人いないし(笑)もちろんその会社内では“優秀”かもしれませんけど、たいしたことないから。

人なんて、いくらでも成長するでしょ。学生の頃なんてなおさら。
例えば4月の選考では1だった魅力が、3ヵ月後の7月に510になってたりする事は、普通にありえる。
どんどん伸びていく学生達を、ちょっとだけ人生の生きている時間が長い人から評価するなんて失礼なくらいな事だと僕は思います。


この財団の根幹にある価値観は「継続的できるかたちでの台湾へ恩返し」で、将来の台湾と日本の関係を担う世代へ貢献することです。

台湾から日本へ行く学生にも、次世代を担う人物にふさわしい人に行ってもらいたい。
だからそうゆう学生達に応募してもらいたい。

その理念を基にした判断し、選考していても、絶対にその人の主観が入る。
選ぶなんて、客観ではなく主観ですからね。

それに選考される側は納得しづらいでしょう。
落ちたとき、どうしてだーって思うでしょ。理由が聞きたくなる。


だから、選ばれる人たちが自ら選ぶようにしたい。
例えば、8人でグループワークする。そのグループワークを通じて、次の選考に進むのにふさわしい人見極めていく。
最後に投票する。一人に2票与えて、1票までは自分へも投票できる。もう1票は誰かに投票しないといけない。もちろん2票とも自分以外でもOK最多投票の人が(複数でもOK)次の選考に進む

そうなると、誰がふさわしい人なのか、グループワークを真剣に取り組むし、人をみていかなくてはいけない。

選考から投票結果が判明するまでのプロセスで、各々いろんな気づきが生まれます。
選ばれる人とはどうゆう人物なのか、とか。
自分は2票とも自分以外に投票したのに、他の人から自分に投票してくれた人がたくさんいたり。
自分の評価と他人の評価の違いを知り、次への糧にする。

自分達で時間を共有した者同士で選ぶのなら、納得できる。
(それでも納得しない人はいるかもしれないけれど、納得しやすいでしょ。)

選ばれる人・選ばれなかった人が納得し、両者も自己成長につなげてもらえる選考プロセスを作っていきたいです。

選ばれた学生には、日本で素晴らしい経験をして欲しいし、
選ばれなかった学生には、それから自己研鑽を積んで社会を牽引するようなリーダーになっていってもらいたい。

そのための小さなきっかけが、この謝謝台湾財団のスカラシップ選考であって欲しい。
目指すは、選考だけでも受けたい!と思ってもらえるようなクオリティーへ持っていくこと。

そして応募してくれた人たち全員のためになるようなものにしていきます。

2001.9.11



2001年9月11日、ニュースステーションをみていました。
なつかしいですね、今の報道ステーションの前の番組。

渡辺真理キャスターが、CNNのBREAKING NEWS として一機目の飛行機がWTCへ突っ込んだ事を伝えていました。

最初は、事故という伝え方だったと思います。
大きな事故が起きたと。
そのあと、ヘリコプターから撮している映像に黒い影がうつり、もうひとつのWTCから火が見えました。

2機目が突っ込んだ瞬間でした。
普通ではないことが起きた。

事故としても、2機同時にWTCそれぞれに突っ込むのか?
テロかもしれない。

その後、アフガン攻撃。

そしてテロ支援国家、悪の枢軸と名指し、証拠のない大量破壊兵器製造疑惑でイラク戦争へ突入。

アメリカ国内の話が、中東に飛び火していく。

当時さほどなかったブッシュ政権の支持率は、アフガン攻撃で劇的にあがりました。

米軍のアフガン攻撃からはじまる軍事作戦はビンラディン殺害されてもなお、終わっていません。

2001年9月11日。
21世紀元年に、この911が起きた(正確には起こされた)となると、 21世紀はテロの時代なのでしょうか。

テロを実行した人たち。
自爆テロ。自らの命をたってまで、人々を傷つける、殺害していく行為。
理解の範疇を遥かに越えてしまっています。
でもそうゆう事をやる人がこの世界にはいる。
それは、そうゆう事をやらせてしまう世界がある。とも、言えます。

中東は、チュニジア、エジプト、リビアとアラブの春(本当に春だったとは思えませんが)と言われる革命的な事が近年起こりました。
くしくも、それが実現したのはアメリカが作り出したTwitterやFacebookなどのSNSの役割が大きかった。

世の中、社会、複雑です。
911後も、さらっと語れるようなものではない。

国際関係、会社の中、学校、他人も自分も複雑。 おろかさ、欲望が渦巻いているところもある。

僕の大切な価値観の一つに在野精神というのがあります。
それは「一般市民として、考えて、論じ、他者を幸福にし、力のない者に希望を与え、幸福を育てていく努力を怠らないこと。」
僕の国際関係論を学ぶ原点になった今井宏先生(現・東進ハイスクール英語講師)の著書に書かれているコラムより。
今井先生の早稲田生時代、恩師からの政治哲学の教えの場面。

この在野精神を胸に、
さまざまな事情に傾聴し、理解しする事につとめながら、
自分ができること、目指していくことへ向かっていきます。

2013年9月8日日曜日

2020東京オリンピック・パラリンピック招致の2つの違和感


東京オリンピックに2つの違和感

2020オリンピックが東京に決まりましたが、僕はその説明や理念に結構違和感がありました。
でも2020東京五輪への思いはもうすでにできています。
その前に整理しておくため と捉えて読んでいただければと思います。

東京でオリンピックはやるにあたり伝えれていた意義と懸念されていいた事などは、
東日本大震災の復興を世界に発信する。
汚染水の問題は完全にコントロール下にある。
福島は離れているから大丈夫。
震災の時にスポーツの力を実感した。
オリンピックの理念を東京なら示せる
だから2020年東京でオリンピックをやるんだ。
という話でした。

違和感のひとつめ。
守るときは福島からは離れていて、攻めるときは被災地と一緒という。

見事に復興した姿を世界へ発信する (安倍首相の決定後のインタビュー)
でも、東京はほとんど直接的な被害は受けていないでしょ。

事前の記者会見にて福島原発と汚染水について突っ込まれての答えた招致委員会の竹田恒和理事長は「東京は水、食物、空気についても非常に安全なレベル」「福島とは250キロ離れている」 と発言。
それだけ離れている”東京で”震災復興の姿を示す。ん??

守勢の時には、被災地と距離の話。攻めの時には、被災地と同じです!と話。


続いてふたつめ。
震災復興に、スポーツの力が大きかった。夢を持つことが大切。という趣旨の事。

311が起きた後、日本中どれだけの人が復興のために”東京に”オリンピックが必要だ! って思いました?
国内外にいる日本人の誰しも、自分に何ができるだろうかと考えたあの出来事。
正直僕はそんなこと、一瞬たりとも頭の中によぎりませんでした。
スポーツをプロとしてやっている人や、アマチュアでも関わっている人たちでも、どれだけの思ったのか。

そもそも東日本大震災前から2020オリンピック招致活動は始まっていたわけです。
311のことなんて後付けです。

もちろん震災からの復興をポジティブにしていく事は大事です。
でも理念が弱いと言われていた東京招致活動に、とってつけた震災復興という感じはあります。



言いつつも、


理由が変化するときはあります、人間誰だって。そりゃそうゆうことはあります。そこまでわかりやすく生きてはいけない。
IOC委員からみたら”復興”て言われた突っ込みづらいですし、戦略としてつかない選択肢はなかった。
けれども、日本国として時間軸からみて”大題的に”アナウンスすることには違和感を持ちました。


こんな違和感があった2020オリンピック招致の過程です。
単純に 世界的祭典がくるぜ~YEAH!!!! じゃないところを個人的に整理しておく必要はある思います。
でも、「こうなった以上は と思うし、そのために・・・」というのは僕の中にすでにありますので、それはまた別途書きまーす。

2013年9月7日土曜日

2020 オリンピックは東京?

2020東京オリンピック
イギリスブックメーカーで一番人気だった候補地は、招致できなかったという
(これもジブリの法則みたいに何の根拠もないんですが)ジンクスがあります。

さっき池上彰さんの番組で票読みと言って、どうなるか予想していましたが、
テレ朝がいつ調べたのかわからないですが、かなり楽観的な予想だという個人的印象でした。...

果たして本当に東京オリンピックが実現することはいいことなのか?

あくまで僕の個人的意見をざっくり書きますと、
シンプルに世界的な大スポーツイベントが家から1時間以内の場所で行われるというのは非常にテンションがあがります。それはそれはとても楽しいでしょう。
雰囲気はよくなるでしょう。

一方で、1964年に東京オリンピックが開かれた以後日本は景気が落ちこんだ事ということも忘れてはいけません。

オリンピックのため急いでバンバン公共投資をし、そのあと急速に減らしたから。
今回も招致が実現すれば、東京の周辺は道路がよくなったりすると考えられます。
例えば、今関越止まりの外環が中央道&東名高速までつながったり。
老朽化した首都高の架け替えが行われたり。

でもそのあと大変ですよ~。日本国は。
その財源のために建設国債発行しますよね。
今すでに1000兆円も借金あって、そのままのペースで7年後にはもっと増えている。
そこに莫大な国債がのしかかる。

原発の後処理とその後何千年もやっていかなくてはいけない核廃棄物の管理だって、めちゃくちゃお金かかるというのに・・・

日本の人口はどんどん減り続けて、生産人口も減っていくわけです。
でも借金は増え続ける。
将来へのツケを残さない!なんて言ってますが・・・、それは政治家のお口だけ。

オリンピックで出世率があがるわけでもないし、
税収が直に増えるわけでもない。
経済効果があっても税収につながらなくては借金の蟻地獄から日本は抜け出せない。

オリンピックはきて欲しいけど、ただでは実現できません。
みたいけど、お金は払いたくなーいってことにはならない。

複雑ですね。
東京にオリンピックがきても、好きな競技が目の前でみれるわけではないし。
チケットとれる保証もない。
考えてみればばらばらでやっている世界選手権をまとめて開催するのがオリンピックでしょ。
盛り上がるのは、テレビでも盛り上げれるし。
それならB'zのLIVEを毎年みれるほうがいいかなぁとか思ったり(笑)
国立競技場が新しくなるだけでも十分な気もするし。
ワールドカップのほうがいいなと思ったり。
F1東京でやってほしいなとか思うし。

ロンドンオリンピックの時、日本選手のメダル獲得などで素晴らしい功績を出しました。
それは、東京北区にあるナショナルトレーニングセンターや
企業との研究によるアイテムの開発 などが大きく役立った成果とも言われます。
それらにつけている日本の年間強化予算は、50億円程度(うち研究開発25億)。

それが倍増するだけでも、日本選手はさらなる活躍をみせてくれるのではないか。
そうなるとオリンピックで日本国内も盛り上がるのではないか。
それが一番、オリンピックに関わる費用対効果の大きいことではないかとも考えたりします。

ちなみに失敗した2016年東京招致活動で、使った予算は3年で150億円。

2013年9月6日金曜日

サポートしてくださった皆様へ

【報告】
WestCoastを走っている時、バンクーバーから帰国するまでの間で、いろんなかたちでいただいたお金があります。
額は155USDと350CD

使って! と言われて受け取るのですが、僕は使えません。...
性格的に(いや生き方的にと言ってもいいくらい)できないないんです、そうゆうの。*マジで命に関わるときとは別にして

こんな事は公にしなくていいかもしれないんですが、きちんとしておきたい人間で、それを示しておきたいのでやります。
ねこばばしている人もいるわけですから、チャリティーと言って集めたお金を。
この写真のお金はチャリティーではなく個人的にいただいたものですが、それでもその使い道ははっきりさせておきたいと思うのです


振り返ると、2年前のカナダ横断時もそうでした。去年の台湾1周のときも。
カナダ横断時にうまいものでも食えといただいたものは、その次のニュージーランド1周時に、現地活動費として使わせていただきました。
台湾1周時のものは、今回のアメリカ西海岸の手持ちのCashにしました。

それで今回です。
西海岸でいただいたものは「次のために」というスタンスは変わりありません。
例えば、
①出版&財団構想を勝手に考えている台湾へ行くときの航空券にあてる。
②学生達に僕の経験などを話す機会があればその交通費などにあてる。←呼ばれなかったらないんですけど(笑)
のようなアイデアが今の段階であります。

「時間とお金は人と未来のために使う」と、バンクーバーでお話させてもらった通り、このお金はいただいたものですからなおさらです。
価値を何十倍にも何百倍にも、いやそれ以上にします。

今回受け取った155USDと350CDは、
日本円へ換金できた額が、14000円と32000円で合わせて46000円。【写真の通り】
*8月6日午前9時すぎバンクーバーで両替
(もう1000円分できたんですけど、両替屋さんの都合、通貨ごとでやるのでこうなってしまった)

46000円だと、台北往復ならなんとかいけそうですね。(本を書かせていただく事になったり、それに関わる事で台湾に行く時など)
国内交通費にするなら、京都往復の新幹線にすると、2往復ぎりぎりぐらいですかね。
台北の往復1800Mileためて、マイレージで関西往復国内線分までためちゃうのも手ですね。

今のところ、こんな時が来たら使おうと思っています。
次のために=人のため(次世代、社会)と未来のため ということで。

サポートしてくださった皆様へ、現状の報告まで。

2013年9月1日日曜日

半沢直樹 人と人とのつながりだけは大切にせなあかん

大人気ドラマ「半沢直樹」のお父さんとの回想シーン
笑福亭鶴瓶扮する父親が
「人と人とのつながりだけは大切にせなあかん
ロボットみたいな仕事だけはしてはあかんぞ」
と直樹に言い聞かせます。


誰しもがわかっている事なんです。

自分の今やっている仕事が、どのように人のためになっているのか
社会のためになっているのか
そのイメージが明確に持てない人、多いと思います。
一日中オフィスの中でパソコンで書類作成、電話応対、メール対応、
限られた空間で毎日同じような事の繰り返しで、
顧客から距離がある場で働いていると特に。
(それはそれで大きなチーム全体から見れば、大事な役割なのですが)

また自分に課せられた数字を追うがあまり、
相手の事よりも自分の事になってしまったりしているとか。
For Youの仕事からFor Meになってしまっている。

他にもこの”人と人とのつながりを大切に”と思っていても、
結果的に仕事上のつきあいだけになってしまう事がほとんどだったり。
(てことは、浅いつながりだったってことなのですが)

つながりを大切にする ってどうゆうこと?

TwitterとかFacebookとかLINEなどSNSが生活に密着している今。
それらでの”つながり”とは次元の違う”つながり”だという事を改めて感じます。

特にこの2年少々で、個人的に国を越えたつながりを肌で感じているので。