2013年3月23日土曜日

東進のCMで思い出す気持ち


いつやるか?今でしょ!!
東進ハイスクールの林修さんのCMが今、流行語大賞とれるんじゃないかぐらいの勢いですが、
そのCMの一番最初に出てくる英語の今井宏先生が、僕の人生の最初のターニングポイントになった方です。

浪人していたときに、今井先生の授業を1年間とっていました。
2000年、当時は今井先生は代ゼミの講師。毎週火曜日に今井先生の授業だけ受けにいってた。)

英語の授業は半端なくわかりやすかったです。「英語がわかる」って感覚はすごいことだと思いますが、
それ以上に面白かったのが雑談。(今井先生いわく、雑談ではなくトーク)
現役生だったころ、どうして大学へ行くのか?何をしにいくのか?曖昧だった僕に国際関係の勉強をしたいと思わせてくれたのが、今井先生の授業中のトーク。
授業のあと、講師室へ行き「国際関係論の入門書になる本教えてください!」って言って、書いてくださったメモ「国際政治をどうみるか 鴨武彦」。

進学した成蹊大学政治学科で国際関係の勉強したのは、遠藤誠治先生のゼミ。
遠藤先生も実は鴨武彦先生の教え子。

成蹊へ入るのは、“滑り止めだったから“なのですが、
そうじゃない何かが導いたんでしょう。
僕はこの「鴨派」の流れをくんだところに生きているんですね。

ここで学んだことは、ひとりの市民として国際関係を見、考え、論じられるようになること。
これが「日本人として顔の見える形でありがとうを伝える」 
311後、僕のアクションの元になる大きな価値観です。

東進ハイスクールのCMで今井先生の声が聞こえてくると、いつもこの原点を思い出します。


 

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