<2014年10月18日(土) 尾瀬ヶ原散策>
10月になると尾瀬の秋も深まり、気温も氷点下近くまで下がります。
鳩待峠から山の鼻は、下りの滑り台を歩くような状況になります。
鳩待峠(1591m)から山の鼻(1400m)まで標高差190mを下っていきます。
その下りのほとんどが鳩待峠から直後にあります。
登山道はきれいに整備されていて、非常に歩きやすくなっています。
しかし、この時期はそれが逆に危険な状況にさせています。
理由は朝晩の気温の低下による霜や凍結です。
鳩待峠からまずいきなり始まるのは、つるつるの石
石をつめて段段になっている場所は、人が歩いたことによって削られて滑らかになった石に夜露がつき、非常に滑りやすくなっています。
石の上に脚を置くと滑ります。
この日(2014年10月18日)は、前日に小雨が降っており、なおさら道は濡れ、
標高1500m付近の朝の気温は、2度から3度。
場所によっては凍結しているようなところもあるくらいでした。
2007年10月25日も同様でした。
そしてその後が恐怖の木道。
木道には、しもがおり、足を滑らせる人は多数という全員。
慣れている人でも何度も滑るような状況。
慣れてない人は、しりもちをつき、足首を痛めたり、手を痛めたり。
怪我するような状況です。
ところどころ、木々のきれい目からは至仏山はきれいに見えるのですが・・・
木道は登りでも下りでもゆったりと傾斜が着いているところもありますし、
左右に傾斜が着いているところもあります。
特に左右についているところは、木道から足を滑らせ落ちてしまう可能性もありますので、非常に危険。
十分注意してください。
足元に注意して、ってわかっているけど・・・
恐怖の階段・・・・
この道はほとんどが日陰で、なかなか霜が落ちません。
今回8時26分から9時32分までで歩きましたが、
写真の通りほぼ日陰です。
下り坂が終わり、山の鼻までほぼ平坦になる。
日向は木道も滑りにくくなりはじめています。
この区間を歩くためには、手袋は必須。
寒さをしのぐこともありますが、山沿いに手をつきながら歩く場所があるため。
滑って転んだときに手を保護するため。
テーピングや足首のサポーター(捻挫した時のために)なども持っておくといいと思います。
所要時間は、
通常60分なのですが、66分かかりました。
人によっては90分以上かかるようです。
自家用車で行かれる方は、こちら 【鳩待峠の駐車場 混雑具合について】
も参考になさってください。
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