謝謝台湾財団 (続き、きっかけになった出来事)
「台湾で日本語学ぶ学生たちへ日本へいくチャンスの広げてあげられるような財団が作りたい。」
と思うに至ったきっかけになった出来事。
昨年5月、台湾を1周している際
観光課や国際課の人たちを連絡をとりながら、市・縣政府にお邪魔する日時を調整していました。
基本的にメールで、日本語を使っているところばかりでした。
ほとんどの自治体で、日本語を話せる人が台湾にはいます。
ホームページをみても、日本のページが用意されているところばかり。
地方政府のスタッフに日本語が話せる人は当たり前にいます。
(それだけでもすごいことですけど)
そんな中、ある自治体で一人のスタッフとの出会いが、
学生の日本へ来るサポートを謝謝台湾財団の発想のきっかけになります。
メールでは、漢字、ひらがな、カタカナ、問題なく使い分けている人がいました。
会って話してみても、全く不自由しない日本語。
そこで、日本にどのくらい行ったことがあるのか、たずねてみました。
彼「一度もありません。」
あんべ「どうやって勉強したの?」
彼「大学で。」
あんべ「それだけ?」
彼「はい。行きたいんですよね~、日本。」
台湾の大学には日本語学科はたくさんありますが、
日本語を学ぶ学生たちでも日本へ行ったことがない人はたくさんいる事を彼との話して知りました。
じゃぁ、彼らに日本へ行ってもらうチャンスを増やしてあげられれば、喜んでくれる。
日本と台湾の新時代を築いていく、若い世代への投資は最も価値のあることのひとつ。
というのが、きっかけの出来事でした。
(続きは次回、「財団という発想は、前から将来の夢として持ってきた。」)
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