朝はすごい霧です。
森の湿度の高い状態と昨夜の雷雨でたっぷり湿気を含んでいる空気。
もちろんテントはびしょぬれ。
その中で蚊と戦いながら、テントをたたみました。
テントが重い・・・。
これがのちに新たな問題を引き起こします。
Whitelakeの公園は外にでるまでとても遠いし、アップダウンが激しい。
距離にして3キロ以上、自転車を押さないと登れない坂もある
すごい公園。
国道17号線から、湖のほとりにテントサイト作っているため距離がある。
その分距離がかかります。
17号になって、霧の中。
霧は晴れるぞと僕は思ってスタートしけど、視界は200Mぐらいでしょうか
ぜんぜん見えません。
無数のLAKEは霧で幻想的に見えてきれい。
東山 魁夷の絵みたい。
まずは50キロ少々先のMarathonという町を目指していきます。
途中で土砂崩れがあった後のようなところを過ぎたり。
まっすぐな道路の先もまだ霧でわからない。
そんな道をずっと進んでいきます。
この霧だと道の端を走っていても。
気をつけないといけません。
そうこうしている間にMarathonの観光案内所に到着。
ここでは1時間くらいの休憩と、ネットが使えると思いたので、情報収集をしようと思っていました。
観光案内所ではよく声をかけれます。
今回もおじさんと、若い頃に自転車のってたんだよって運転手。
英語がわかりづらかったなぁ~
なまりなのか、僕の英語力がないのかどちらかわかりませんが・・・・
霧はぜんぜん晴れない。
むしろ濃くなっている。
予定通り1時間ぐらい食べ物飲み物をとり、少し荷物を軽くするようにして、再出発。
ガソリンスタンドで止まるけど、コンビニがない。
2キロ手前のガソリンスタンドによっておけばよかったと・・・。
しかたなく進む。
目指すはTERRACEBAY 75キロ先。
重いので大変。
15キロつづ刻んでいこうと思って、進む。
Terracebayは、湖沿いにフリーキャンピングできる場所があると聞いていました。
今日は費用をあまりかけずに過ごせるなと思いながら進みます。
しかし、ここからこれまでに起きたことのないことが頻発します。
Marathonを出発してすぐの下り坂で、バンプを超えた瞬間後ろから何か引きずる音がします。
あ~何か落としたんだ~と思って自転車を止めると、テントの骨を引きずっていました。
これが飛び出したのか~と思ってみると、次の瞬間。
バッグがない!!!
右リアにつけているバッグがない。
振り返ると100M後ろの坂道に落ちてる。
バンプの衝撃にたえきれなくてバッグが落ちる。
初めて経験でした。
マジックテープでとめているバッグ。
これまでにはありえないことだったので、
しっかりとめていなかったのだろうと思って付け直します。
荷物も重く、75キロを15キロ、15キロとわけて考えて進んでいく
一度晴れて、すごくきれい。
途中すれ違ったサイクリストと挨拶している最中に、黒熊に出くわします。
木ばっかり写っている写真の真ん中に黒いものがあるのがわかりますか?
それが熊です。
熊にあっても、バッグが再び落ちます。
またかよ~。
工事中の区間を走ると道ががたがたでバンプだらけ。
そこで1キロもしてないうちにまた落ちる。
これでは落下が怖くて、下り坂で気持ちよくとばすこともできません
下り坂では右足を後ろのバッグにあてて、落ちないようにしながら進みました。
どうしたらバッグをホールドできるか・・・、もっているものでどう対応しようか考えながら目的地Terracebayに到着。
そこではまた霧が・・・。
モールにいってみるとほとんどのお店がしまって空いていたお店で2袋6ドルのプテトチップスを購入。
その後サブウェイにいって夕食。
湖沿いのノーチャージでキャンプできるところへ向かいます。
河口でもあるところで、砂浜が広がっていました。
自転車をとめてどこでテント張るのか、平らな場所と自転車とめておける場所を考えながら探していると、
おじさんから声をかけられました。
キャンピングする場所を探しているのか?
はい?
ここじゃ危ないぞ、2日前に子供つれた母熊をみた。
他に行ったほうがいい。ちょっと釣りしている友達に良いアイデアがあるか聞いてみよう。
その後、結局このおじさんが泊めてくれることになります。
Ernieさん。
もうひとりのTOMさん
今から自転車で行ってガソリンスタンドで待ってて、さきほど行ったサブウェイと併設しているシェルで待ち。
そのごErnieさんの家へ。
水が明日までとまっているからと、水道には苦労していましたが、
お茶もいただき家は暖かくとてもほっとできました。
その後さんも一緒にきて、3人でいろいろ話しました。
僕のことをJOEって呼んでた。
明日あさTOMさんのうちへいき、朝ご飯をいただくことにまでなりました。
カナディアンホスピタリティだからって。
充電までさせてもらって就寝。
0 件のコメント:
コメントを投稿