2011年5月31日火曜日

20110531 from Pictou to Charlottetown

PICTOUからプリンスエドワード島(PEI)へ向かいます。
PICTOUの街を朝から走り、

海岸線沿いにフェリー乗り場までいきます。
とても景色はいいです。
丘から海が眺められる絶好のロケーションで、しかも晴れている。


街からショートカットできる5キロ程度いける道のりがあるのですが、遠回りして海岸線をいくルートを選択しました。

フェリー乗り場についたらとても静か。
あれチケットはどうすればいいんだろう??

カフェテリアにはいってみてもわからないので、おじさんに尋ねてみました。
11時にフェリーくるからそれ乗ってけ!!」
「チケットはどう買えばいいの?」
「政府がなんたらかんたら・・・・」
なんとなくわかったのは乗る前に買わなくても大丈夫だってこと
降りるときわかったのですが、このフェリー無料でした!


フェリーは風が寒くて大変だったのですが、デッキにもあがってみました。
そうしたら旅行中のご夫婦の旦那様が、「撮ってあげるよ」と言ってくださり、丁寧にカメラのストラップを手首にかけたうえで撮影してくださいました。
「昨日Pictouの港にいたでしょ?」って。
昨日の夕方からの僕と行程がご夫婦と一緒だったようです。


船内は気持ちがよかったです。
かなりうとうとしました。


パソコンで動画縮小をやっていましたが、最後の15分くらいは寝ていました。
自転車を置く場所は巨大なトレーラーの隙間。
客席まで行き来するには、トレーラーをくぐって自転車までいきます。
噂に聞いていたトレーラーを目の前で触れる距離でみられるのは結構わくわくしました。
着岸前からエンジンをかけてトレーラーは待ちますので、結構な迫力。その隙間を旅行者は先にぬけていきます。

フェリーを降りてから、うれしいことがありました。
僕が自転車に掲げているメッセージをみて、募金をして下さろうとした女性がいたんです。
断ってしまいましたが、受け取ればよかったと思いました。
日本人はつつましくするような美学みたいなものがありますが、それは海外では別。

こうゆうこともあろうかとは思っていましたが、きちんとした募金を集める下準備をしておらず、戸惑ってしまったのが原因でした。



でも島の田舎道を走っていたら、車から降りてきてくださった方が募金してくださいました。ジャーナリズムを勉強しているクリスさん、千葉の吉田さんという人が同じ大学にいるそうです。

うれしかったですね。自分がやっていることはもっともっと大きなものにできるのではないかと感じました。

PEIは基本的に風が強かったです。特に北に向かっているところではきつく、森の中を走るときには弱まります。でも森の中より開けていたところのほうが景色がいいし、気持ちいいでしょ?



90k,130kと走ってきて腿が少し筋肉痛になっていました。


坂道できついときはころがしていきました。


これ筋肉痛がとれたら、一日の走行距離はかなり伸ばせるかもしれませんね。

北海道のような景色が続く中(いったことないけど)、途中から海沿いの道へ。
一部ハイウェイぽくなるのでみんなとばしていて大変です。しかも朝サンドウィッチした食べておらず、おなかもすいていました。


次の5キロがんばろう、もう次の5キロがんばろう、そんな風にしてペダルをこいでいきました。

また風も冷たく感じるようになってきたり、(気温差や気候の変化が激しく)、レインウェアの上着を着てはしました。


ハイウェイから途中海岸線沿いの道へそれて走ると本当にきれいな景色が広がっていました。海と丘が同時にみえる。

のどかな景色がありました。

シャーロットタウンに近づいてくると交通量もふえて、雰囲気でわかります。
ハイウェイの橋を渡り、大きな交差点は渡れませんので、渡れる信号までいき渡ります。




街中はとてもきれい。
ダウンタウンはそんな大きくありません。
歩いて十分な大きさ。
その分凝縮されているようなかたちで、面白いところは集まっています。
日本のお寿司を売りにしているお店もみかけました。

建物の壁の基調が統一はされているのかいないのか・・・
わかりませんが、なんだかとても絵になるんですね。


到着が18時すぎで寝床は見つかるかなと思っていたのですが、なかなかありません。
街を一通りみてあんまりよくないので、空港までいったところ、空港も人気なし。
もうフライトがないんだろうとすぐにわかりました。
失意の中、街に戻る途中、何度も車からエールをいただきました。
中には日本語で「ガンバッテクダサァイ!!!」


うれしいですね、これは僕へのエールじゃなくて日本へのエールですから。
本当にありがたく思います。
そうこうしている間に陽も暮れかけ、ピンチ。


結局教会の前で寝ることに。


でもここは人目に比較的つきやすく・・・、

疲れているから早く寝ようとしていると、やっぱり・・・
「えっ、だれかいるの・・・???」
カップルが覗き込んできました。

寝るとこないんだよ~。
寒いので寝袋にくるみたいのに、横になっていると怪しまれるからと我慢して(そこに自転車と全身黄色のレインウェアでかなり目立つ)いたのをやめ、もぐりこみました。


ふと空を見上げると星が・・・。
昨日のPictouとは違う北斗七星の位置。
同じ時間ですから方角の違いですね。
流れ星もみつつ、いつもの間にか寝ていました。
深夜のすごく静かなので助かりましたが、早く起きなくちゃという気持ちにかられていたのは確かです。

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