今日はTrois-RivièresからMontrealまで。
130k少々の行程。
7時半にホステルを出て、街を写真を撮りながらひとまわり。
小さな街ですが、歴史もあって、きれいな街です。
それから138号線をずっとひた走り、モントリオールまで。
曇りなのであまり気持ちよくはありませんが、快調に走れます。
というのも、北から吹く風で追い風。
すいすい漕げる。
景色は正直なところ単調、というかカナダらしい景色なのかな。
ハリファックスでスタートした直後は、すごい景色だと感じていたぐらいのものかもしれませんが、慣れきてしまったのか普通の基準があがったのか・・・。
朝ごはんが駄菓子を少しということで、ぜんぜんとれてませんでしたので30キロ少々走ったところでスーパーへ。
買ったのはポテチとクロワッサン。
クロワッサンは、スーパーのベーカリーで作っているものではなかったのであまりおいしくなく、、、ひとつ学びます。
スーパーではレジの女性が、ビニールバッグについて何か言ってる?
なに?
僕はわからず、何度も聞き返したけど、なんか怖くてビニールバッグ使いませんでした。
自転車に戻り、雨が降りそうな気配。
腹ごしらえをしていると、はっっとした。
袋はサービスって言ってたんだと・・・。
フランス語なのかな・・・ぜんぜんわからなかったですね。
ちょっと自分の語学力のなさを感じてた。
こんなのも経験だなと思いながら、霧雨が降ってきているのでレインウェアを着て走り始める。
小さな街がお祭り?なのか、メインストリートに旗が飾られていました。
その様子を写真にとっていると、カップルから声をかけられ、
「あなたわかるの?フランス語?英語?」
「英語です。」
「どこまで行くの?」
「今日?今日はモントリオールです。138号線をずっと進んでいこうと思っています。」
「眠くなるかもしれないけど、それが一番わかりやすいよ。カナダ横断しているの?募金を集めているの?」
「はい。募金はいただくけど、日本人として感謝をしめしたいのが一番です。」
「そうか、気をつけて!」
美男美女のカップルで、ちょうど僕が立ち止まって写真を撮っていところがカフェの目の前で、そこから僕の様子をみていたようだった。
スーパーのおばちゃんの親切に答えられず、ちょっとがっかりしていた気持ちがわずか10分で一気に晴れた。
そこから走り始めて、モントリオールに近づいているからなのか、田舎ではあるんだんろうけど、これまでの田舎よりも木々と芝がしっかり手入れされている感じがする中走っていきます。
空模様がいまいちですが、紫外線がその分少ないだろうと・・・
少しづつ家も多くなってきた地域で、お店もちらほらあるところで、
駐車場でこちらを見て手を上げている人がいます。
止まると、手にお札が・・・
フランス語で正確な意味はわかなかったのですが
「あなたが走っているのをみて、ここで待ってたんだ」と言っていたのはわかりました。
ケベック州に入って自転車の後ろはフランス語のメッセージ。
それを読んで下さって待ってくれました。
もうすぐに行こうとさせるところ、写真を撮らせていただきました。
その後自転車を走りらせるのですが、涙があふれてきちゃってすぐに立ち止まりました。
言葉にできない。
なんかあふれてくるものがある。
振り返ってこの文章書いていても、上手に言葉見つからない・・・。
自転車乗りながらただ「ありがとう、ありがとう」ってしばらく独り言のように言ってました。
このブログには僕が見たこと、感じたことを書いていますが、
改めて自転車には「日本からの東日本大震災へのサポート、ありがとう」をメッセージしています。
僕がいただいたものは、カナダの人たちからの日本を想うハートです。
これからもこうゆう出会い・出来事あると思います。
それらは全部ここにアップしていきます。
被災者のみなさんはじめ、日本に関わる人たちへ少しでも力になればと思っていますし、
カナダと日本のよりよいつながりになればと思っています。
モントリオールは目の前になってきて、橋を渡ります。
モントリオールへ入った標識はあったのですが、ぜんぜん街の感じがしない。
でかいなこの街は・・・、まだ郊外って感じがする中は走ります。
138号線沿いには、工場があったり、
シェルの工場だったと思いますが、工場好きの方にはたまらないようなものでした。
露天掘りをしているようなところがあったり・・・・
ホントにモントリオールにつくの?
って感覚がしながら、走ります。
確かに信号が多くて、交通量が多いところに入ってきたのはわかります。
そうしているうちに、大きな建物が・・・
オリンピック公園のドームが見えてきました。
いや~、やっとついたか・・・と気持ちがわいてきました。
ちょっとほっとしながら、それでもビルがほとんど見えないので、ホステルはまだか~
とがんばりながら到着。
大きな地図はあるのですが、街の細かい地図はホステルに到着してからもらったりしているので、細かい道がわからず行くまでがちょっと大変なんです。
そんなときには日本のガイドブックが活躍。
部屋は4人部屋でどうやら今日は僕だけの様子。
こうゆうことよくあるんですね。
一人部屋じゃないのに、一人部屋になっちゃう。
夜は、スーパーで買出しをしておなかを満たし、翌日に備えてすぐに寝ました。
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